オープンキャンパス2005
文学部プログラムの一環として、文学研究科図書館の書庫見学ツアーと図書館所蔵資料の展示を行いました。図書館の蔵書数は約90万冊。京都大学には各学部や研究所などに50あまりの図書館・図書室がありますが、その中でも文学部は最大規模の蔵書を持っています。そしてその大部分を閲覧室の奥に続く地下一階と地下二階の書庫の中に保管しています。
当日は、オープンキャンパス委員の白井聡子先生(言語学)の引率のもと、参加者のみなさんに閲覧室に設けた展示コーナーや、通常は学外の方が入ることができない書庫の中を探索していただきました。
当日は、オープンキャンパス委員の白井聡子先生(言語学)の引率のもと、参加者のみなさんに閲覧室に設けた展示コーナーや、通常は学外の方が入ることができない書庫の中を探索していただきました。
- オープンキャンパスとは(京都大学)
閲覧室 展示コーナー
普段は閲覧机が並ぶスペースに、この日限りの展示コーナーを設けました。文学研究科図書館の蔵書は、明治39年の文科大学開設以前から収集が始められ、以来長きにわたって蓄積された学術研究のための専門図書が中心です。
その中から、高校生のみなさんが翻訳で読まれたり、歴史や古典の授業で名前だけなら知っているというような書物の原典を、各専修(研究室)の先生が厳選し、17点を展示しました。
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書庫見学ツアー
一般的に、図書館では蔵書全体がある一定の法則で分類され、分類番号順に並べられています。文学研究科図書館では、28の専修毎にそれぞれ独自の分類があり、違う記号体系で図書が並んでいます。
しかも、美学はC書庫、イタリア文学はE書庫、東洋史はF書庫、というように専修別にAからGまでの7つの書庫に複雑に分かれているため、探したい資料がどの書庫に配置されているかを覚えるのも一苦労です。
白井先生の案内で順番に書庫を巡り、所々で資料を手にとって見ていただきました。
・クリックすると大きな画像(*印のみ)と説明を表示します
(1)C書庫 |
(2)E書庫 |
(3)F書庫* |
(4)G書庫* |